2011年4月21日木曜日

頼もしい助っ人!

4月になって大学の医局から清水先生が私の医院を手伝いに来てくれています。

とっても優秀な先生で、私は毎週木曜日や土曜日は外勤で他の病院や診療所に行くことが多いので、本当に助かります。

今日は木曜日ですが清水先生の学会発表があるため、久しぶりに自分の医院で仕事しています。

今日の発表テーマは
『口腔扁平上皮癌におけるextracellular superoxide dismutase(EC-SOD)
発現局在性の変化:リンパ節転移との相関関係』

というなんだか難しそうな話です??

私たちの体の中に取り込まれた酸素は代謝の過程でsuperoxide(超酸素=活性酸素)と呼ばれる分子に変わります。

このsuperoxide(超酸素=活性酸素)が体を錆びさせる原因物質です。
いろいろな加齢現象、例えばシミやコジワができるのもこれが関与しています。
そして病気の90%に関係があるとも言われ、癌を誘発する唯一の共通因子として、活性酸素の関与が考えられています。

この活性酸素superoxideを消去する働をしているのが抗酸化酵素のSuperoxide dismutase(SOD)スーパー・オキサイド・ディスムターゼです。

この抗酸化機序がうまく機能しなくなると、活性酸素が体内に蓄積していき、酸化ストレス状態になり、やがてはDNAに障害を与えます。

口腔扁平上皮癌においてこの細胞外型SODが正常に機能していたかを遺伝子レベルで確かめたといった実験報告だと思います。

今度ちゃんと清水先生に教えてもらわないと・・・

日々勉強です。