海浜幕張は毎年恒例のCOUNTDOWN JAPAN16/17 で盛り上がっています!
私の医院の前のペデストリアンデッキもメッセに向かう方たちですごい流れです。
若い方が多いのか、服装が意外と薄着の人が多い様な気がします。
医院から外にでてみると、予想通り私には耐えられない寒さでした。
きっと盛り上がっているCOUNTDOWNの会場は熱気で熱いのでしょう。
さて、私の医院も本日30日の午前中で仕事納めです。
今年最後の患者さまは小さな可愛らしお嬢さんでした。
前歯をぶつけてしまってグラグラでしたが、乳歯でもうすぐ永久歯に生え換わるところなので大事にならずよかったです。
お餅を食べたら抜けちゃうかなぁ。
さぁーあと一踏ん張り!
午後からスタッフ全員で大掃除です!
今年1年当院をご利用頂き本当にありがとうございました。
新年は1月6日より診療いたします。
皆様 良いお年をお迎えください
2016年12月30日金曜日
2016年10月5日水曜日
航空性(気圧性)歯痛
いつでもきれいに治せると高を括っていたら治療途中の歯がついに折れてしまった!
仕方がないので抜歯して、かれこれ数ヶ月また放置。
スタッフにも早く治療した方がいいと半分あきれられる始末の院長の私ですが、先日ついに抜いたところにインプラントを埋めました!
インプラントの手術は沢山していますが、手術を受けるのは初めての経験。
まあ、簡単だから大丈夫だろ~。
ドリルで硬い骨、柔らかい骨を削られる感覚、インプラントを埋め込まれる圧迫感なんかが体感できてよかったです。これで少し患者さんの気持ちがわかる様になりました。
手術後は特に問題はなかったのですが、翌日に飛行機に乗ったら、あら大変‼
離陸して間もなくすると耐え難い痛みが手術した付近を襲います。
今回は上の奥歯のインプラントで、目の下にある副鼻腔という空洞に近いところを手術していたので、目の下から頭までがズキンズキン‼どころじゃない痛みが。
しばらくシートでうずくまっていましたが、バックにあった痛み止めを飲み冷たい水を口に含んで患部を急冷。
痛みに耐えながら冷静になって今僕の体に何が起きているんだぁ?と考察。
一過性の低酸素かと思い、持っていたパルスオキシメーターでSpO2は問題なし。
耳管も異常はなくちゃんと耳抜きもできる。
これが俗にいう航空性(気圧性)歯痛か‼
気圧が低くなると歯や体の内部の空気が膨張して歯が痛くなるってやつです。
このことはちゃんと知っていましたが、ちょっと甘くみていました。
僕は神経を抜いた歯も、骨の中に空洞ができているところもあります。もしかしたら小さな虫歯もあるかもしれません。
今まで山に登ったり、標高3,000mくらいのところに宿泊したり、低気圧の洋上にいても歯が痛くなるような経験をしたことがなかったですし、プロのダイバーの治療も行ったことがありますが、水深30mくらいで問題はなかったとのことでした。
そもそも人間はある程度は恒常性ってものがあるでしょー、多少の気圧の変化で歯が痛くなったりしたらたまんないよ!って航空性歯痛とか言っている同僚の歯医者の話もまともに聞いてもいなかったです。
私が無知でした。本当にごめんなさい。
飛行中の機内の環境は想像以上に過酷なもので、一般的な機内気圧は0.8気圧。
これは富士山の五合目(標高約2500m)に相当するそうです。
これはきついです。以前私のブログでも書きましたが、標高3,000m近くの山小屋で寝ているとSpO2は80台に低下しました。
また機内は室温も低く湿度も5~15%で、イメージとしては寒い砂漠より乾燥しているってことです。
あとは飛行時間が長くなれば、脱水が問題になりロングフライト血栓症の一因となります。
妊婦さんや呼吸器疾患や循環器疾患等をお持ちの方は本当に注意しないといけないと思います。
私は薬がきいたのか、体が気圧をうまくコントロールしたのか、成層圏では痛みは軽減しました。
今回は上のインプラントで上顎洞は骨が薄くてペラペラなので、下顎のインプラントだったら痛くなかったのかもしれませんね。
それにしても歯はこんなにも硬いくせして軟弱な臓器だな。
と言うことで皆さん虫歯は早めにを治しましょう。
インプラント直後のフライトにも注意しましょう。
2016年7月1日金曜日
根付と提げ物
細密工芸の華 根付と提げ物 の特別展を観てきました。
ご存じのように「提げ物」とは、小物を入れておく巾着や携帯薬箱の印籠、たばこ入れなどの袋物の総称です。probably。
この提げ物を着物の帯に通して落っこちなくする留め具が「根付」です。maybe。
現代でいうところの携帯ストラップみたいなものかな。possibly。
夏祭りや花火大会で浴衣を着る機会がある紳士淑女のみなさま、ぜひ素敵な印籠に胃薬や血圧のお薬を入れてお出かけ下さい。
ご存じのように「提げ物」とは、小物を入れておく巾着や携帯薬箱の印籠、たばこ入れなどの袋物の総称です。probably。
この提げ物を着物の帯に通して落っこちなくする留め具が「根付」です。maybe。
現代でいうところの携帯ストラップみたいなものかな。possibly。
夏祭りや花火大会で浴衣を着る機会がある紳士淑女のみなさま、ぜひ素敵な印籠に胃薬や血圧のお薬を入れてお出かけ下さい。
石蕗蒔絵螺鈿印籠(掛川市二の丸美術館蔵) |
茶羅紗提げたばこ入れ(たばこと塩の博物館蔵) |
金唐革一つ提げたばこ入れ(たばこと塩の博物館蔵)
|
上の写真はたばこと塩の博物館のHPより拝借
7月3日(日)まで たばこと塩の博物館で特別が開催されています。
ぜひルーペ持参で細部までじっくりとご覧ください。
期間内に間に合わなかった方は静岡県の掛川市二の丸美術館に展示されているとのことです。
2016年6月10日金曜日
山口、島根ツーリング
先日 バイクで山口、島根まで行ってきました。
遠かったなぁ~
テレビのCMでも有名な山口県の角島大橋 |
たいして味もわからない僕一人で食べるには贅沢すぎるのでヤメ。
近くに少しカジュアルな系列店があったので、ふくづくしの定食を頂きました。
お値段も本店の1/10以下で、十分に美味しかった~ですよ。
絵皿が透けて見えるほど薄く切られたお刺身も、堅い身のふくならではの食感を感じながらとてもおいしく頂きました。
でも身が薄くてほとんど薬味を食べている感じ。まるで美味しい刻みネギともみじおろしを包むかわみたいです。
お刺身の薄造りの技術もすごいと思いますが、僕も負けていませんよ。
病気やケガを治すためにデルマトームという器具で薄く皮膚を切り取ったり、皮膚よりもっと繊細な歯肉を3枚に薄く切って移植することだってできます。
しかもふくの薄造りより手術料は安いです。
あまり技術が評価されていないようで、ちょっぴり寂しい気がしますが。
あまり技術が評価されていないようで、ちょっぴり寂しい気がしますが。
こうした技術は努力してトレーニングさえすれば大抵は誰にでも手に入れることができます。
研修医も見習いの板さんも、トレーニングさえすれば板長さんや大先生にいつかはなれます。
同じ技術職ですが、板さんは店独自の味付けとか、独創的な料理や盛り付けのセンスなどオリジナリティーで他店と勝負しなくてはなりません。
歯医者さんはそこがない。
歯医者さんでオリジナリティーは罪なこと。エビデンスに従いただただ正確に治療するだけです。競合する他院との違いもありません。先生の顔と声が違うくらいかな。
その点では よりセンスが問われる板さんの方が大変そうです。
今回の旅のもう一つの目的は宍道湖畔に建つ島根県立美術館で夕日を見ることだったのですが、到着時には日が暮れて見られませんでした。
島根県立美術館のHPより |
宍道湖に沈む夕日が美術館に反射して、建物全体を金色に染め上げる様はとっても美しいです。きっと。
あと湖畔の芝生に12匹のうさぎがいて、先頭から二番目のうさぎを優しく触ると幸せに結ばれる縁結び効果があるらしいです。
僕はひねくれ者なので2番目以外のうさぎを全部なでてあげました。
(だって、2番目はみんなが沢山なでるので、1匹だけ頭がツルツルになっていて可哀そうでしょ)
ちょっと遠いけど 島根はいいところです。ビルバオよりも近いです。
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