ゴールデンウィークには院内PCとLANを組みなおしました。
そして先日、古くなったレントゲンの機械を撤去して、新たに3D-CTを導入しました。
狭いレントゲン室なので撤去も搬入もとても大変でした。
2日間、夜中までの作業でした。
しかし、よくこんな狭い所に、大きな機械が入るものだと感心しました。
さすがプロの仕事です。
休診の日は何かとドタドタ、バタバタ修理や工事が多かった一年です。安全な診療を行うには必要なことなので仕方がないです。それにしても先日導入した3D-CTは凄いです!
顔面は骨が複雑に重なっているため、外傷や腫瘍等の手術ではCT撮影が欠かせません。15年くらい前まではCT撮影してから3D-CTを構築するまで数時間?あるいはもっとなんてことは当たり前でした。
皆さんも見たことがあると思いますが、左右並んだ2つの図や写真を右は右目で左は左目で見ると立体に見えてくるステレオ写真。実はこのステレオグラムはレントゲン写真でもあって、慣れないとなかなか立体に見えなくて困りました。気難し顔をして、レントゲンを睨みつけている姿は、ただ立体に見えてこないだけのことだったりします。そんなことをしていたのが懐かしいです。
今や私の所のような診療所にも3D-CTの時代です。皆さんも見たことがあると思いますが、左右並んだ2つの図や写真を右は右目で左は左目で見ると立体に見えてくるステレオ写真。実はこのステレオグラムはレントゲン写真でもあって、慣れないとなかなか立体に見えなくて困りました。気難し顔をして、レントゲンを睨みつけている姿は、ただ立体に見えてこないだけのことだったりします。そんなことをしていたのが懐かしいです。
しかもCT撮影から3D構築まで1分くらいでできてしまいます。
これであらゆる方向から歯や顎骨を診ることができます。
一般的な歯科医院での用途は骨折とか腫瘍ではなく、インプラントや歯周病による骨破壊の評価、深い親知らずの位置の確認や顎変形症などの診断に用いられます。
人間ドック同様に歯科ドックでもCT撮影を行い、顎口腔全体をくまなくチェックするのにも役立ちます。
良い機械を導入して、素晴らしい画像を手に入れても、最終的に診断するのは人の目です。こればかりはどーにもなりません。
ドクターはこの目を鍛えないとダメなんですね。まだまだ頑張らないと。
(デジタル画像もいいけれど、やっぱりアナログのフィルムもいいかなぁ~)
今年一年当院に来院いただきありがとうございました。
来年も正しい診断と正しい治療を心がけ頑張りたいと思います。
どうぞ来年も宜しくお願い致します。
それでは皆様良いお年をお迎え下さい。
院長 荒木大介