当院のスタッフが日本アンチエイジング歯科学会の認定衛生士となりました。
そこで今回の院内勉強会は日本歯周病学会認定医の鈴木先生による「歯周病学総論」と歯科衛生士による「アンチエイジング医学における歯科衛生士の役割」というテーマで行いました。
歯周病は人類で最も感染者数の多い感染症であり、サイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)です。今では糖尿病・動脈硬化・心筋梗塞・誤嚥性肺炎・早産などなど、歯周病の細菌や炎症性サイトカインは全身で色々な悪さをすることがわかってきています。
日々の臨床において、わかっているようで実は・・・なんていうことのないようドクターもスタッフも基本からおさらいできました。
もう1つ「アンチエイジング医学における歯科衛生士の役割」は衛生士2人がまとめて発表してくれました。
抗加齢医学の基礎的なことと、平均寿命と健康寿命の差をなくしていくにはどのようにするか、勉強になりました。
おもしろかったのはsmokers face とsmokers linesの話で、タバコを吸うと顔にシワが多くなり、白髪も増えて、口唇にスモーカーズラインという縦シワが深く刻まれるそうです。
あと美容の研究においても歯は白いほど、明らかに見た目のアンチエイジング効果は高くなり、摩耗して短くなってしまった歯も、笑った時に見える歯の範囲を増やすことで、モデルさんの様な理想的なスマイルラインを手に入れられます。
衛生士の発表も内容もわかりやすくスライドもきれいでなかなか良かったです。
私も来年は自分自身の歯をホワイト二ングと歯列矯正とセラミック治療のフルコースで治したいと思っています。少しはマシな見た目になるかなぁ~
勉強会のあとはみんなで忘年会。
年に一度くらいは洒落たレストランもいいかなぁ~と思っていましたが、一番下っ端のスタッフが「焼き肉が食べた―い!」の一言で焼き肉に。
まったく食のアンチエイジングはダメですね。